もったいない ご飯残飯 残存機能

介護のマンガと残存機能

車椅子や機械浴槽、紙おむつ等、介護には欠かせない物品も過剰に使い過ぎると、自立を損なってしまいます。

せっかく歩く能力があるのに食堂まで遠いからと安易に車椅子を使ってしまいます。

車椅子ばかり利用して、身体を動かさないと、どうしても全体の動きが萎縮してしまいます。

なんとか介助すれば歩行が可能なのに機能を十分生かす場面がない…

「使わない機能は弱くなる」  「弱くなるから使わない…」

この悪循環の理屈は理解しているのですが実際は一斉に朝ごはんの時間に間に合わないからと車椅子によるベルトコンベア式の移動が始まってしまいます。

荷物を運ぶ流通センターのように3台の車椅子を同時に押している夜勤明けの介護職員…   私です…

 

廃用性症候群

 

 

認定調査に行ったら

はりきって 歯止めきかない ハイテンション

夜勤明けの介護職員のマンガ

夜勤で仮眠明けの相方に

「おっはよう」

と大声ハイテンションで挨拶したり、

「笑顔、忘れずにね」

と体調不良の同僚を励ましたりする職員が周りにいないでしょうか。

「場を読めない」というよりも場を読もうとする努力は人一倍しているのですが、それを踏まえてのバリエーションが単純に「元気の良い挨拶」だけというような…

自分がムードメーカーだと思いこんでいるから、周りの職員はたまったものではありません。

こういう輩が介護主任ともなると厳しいシフトの勤務表を自分で作っておきながら

「風呂介助、ガンバッ」

って言い残し、午後から勝手に有休取って帰ったりするから困ってしまいます。

 

ハイテンションと介護

 

 

 

ハイテンションな介護職員

 

目に涙 新人研修 感動ビデオ

介護マンガと講師陣

二泊三日のオムツはずし研修会… 苦労しながらもオムツ着用ゼロに取り組んでいる施設の実践話を聞き

「よし、自分の施設でも頑張ろう」

と熱くなって施設にもどります。

でも、 そこには思いっきり定時のおむつ交換を早く終わらせようと必死になっている職員がいるのです。

施設の現実を目の当たりにして熱き思いはすっかりクールダウン。

自立支援・ADLの改善・・研修では、あんなに感化されたのに…

あの「やる気」はなんだったんだろう…

研修で出されたお昼の弁当が良かったからか…

あの研修の意気込みは何処にいったのか…

弱い研修後のフォローアップ…

これは紙切れ一枚の復命書だけで終わらせる施設側の責任であるかもしれません…

 

話の上手い講師

 

講師の二次会

無理だって そんなに上がるか 稼働率

措置制度と比較すれば介護事業所の競争は本当に激しくなりました。

とかく管理者は稼働率向上や新規利用の獲得にウエイトを置き、もはや相談員は営業マンになっています。

こういうことをやりたくて、この世界にはいった訳ではないという相談員も多いことでしょう。

短期入所の稼働率を上げるため、まだ退所者の部屋が空いていないのに新規の入所者を迎え入れ、公共スペースで待たせておく都合の良い「おもてなし」も容認されています。

その一方で、外部発信だけ素晴らしいことを語る管理者は「ホテル並のケア」とか「優しい気持ち」を高々とうたいあげ“ほんわかポエムで”良い格好をして崇めたてられます。

そして管理者は、部下から「口先だけの管理者」というイメージを持たれ、ますます現場から乖離していくのです。

 

レクリエーションデイサービス

 

頑張ろうデイサービスの介護職員

 

 

見てないよ 起案書なんて そんなもの

今日は施設の大行事、夏祭り本番の日。

当日の打ち合わせで責任者が

「では起案の通りいきますのでお願いします」

って言われても…そんな起案書なんか見てないよ。

あわてて初めて目を通す起案書の役割分担を見たら、

「駐車場係り」

しっかり書いてあった。

炎天下のなか、園内で聞こえる賑やか歓声を背に愛想よく振舞うことが出来るのは普段から夜勤や入浴介助で体と精神を鍛えているからです。

起案書を軽く見てはいけません。

起案書こそ全てなのです。

でも、起案書をろくに見ていない上司に限って本番直前にケチをつけたがるので事前のお伺いを入念にされることをお勧めします。

あっ、そういう意味では“起案書こそ全てではありません”

そうでした… 「見てないよ」 は上司だったりするのです。

まだ続く 事故の報告 朝礼で

介護カルタ

施設の朝礼では、また今日も事故や苦情・ヒヤリハットの報告が次から次へと読み上げられます。

報告する方も嫌だけど、聞かされる方もうんざりで、あんまり頭にのこりません。

ヒヤリハットは微細な事故でも放置せずに公にして、不備があれば改善し、その事例を職員が共有することで大きな事故につながらないように注意していこうというシステムです。

統計学的には1件の重大事故に対して29件の事故、300件のヒヤリハット(事故に至らなかったけど危なかった事例)が存在しているといわれます。

これはアクシデントに係わった当事者を責めるのではなく、具体的な報告を施設全体で共有して、事故を少なくすることが目的だからなのでしょうね。

ただ、現場を指導する主任クラスの相談員になると、変なプライドがあるため、なかなか自分の失敗を公にするのに勇気が必要なようです…

一人暮らし高齢者の入所予定をすっかり忘れた主任相談員、翌日の夕方、ようやく気が付き、自分で慌てて迎えに行き入所…

入浴日が過ぎてしまったので夜中にコソコソ相談員自ら入浴介助…なんてことがあってもまったく報告がありません。

どうやら上司自身による酷すぎるお粗末な事例は個人の判断でもみ消すことができるようです。

介護の漫画

ほら左 アポロを出せと 指示を出す

介護カルタ

短期入所の方を玄関でお待ちしていると、利用者本人が車を運転して来られた…

とか

「今日のデイサービスは自分で車運転して行くから迎えはいいよ」

なんて言われたことはないでしょうか…

当初は自立度の高い方の利用も目立っていた介護保険サービス。運転免許証も介護保険証も持っておられるのですから、誰も文句は言えません。

それにしても、これからの高齢者は免許証の所持率が高くなります。今後ますます器機が進化していけば、電動の車椅子やシルバーカーでバイクみたいにグループでツーリングに出かけられることでしょうね。

話は違いますが昔は車の方向指示器、ウインカーのことを

“アポロ”

と呼んでいました。

介護の漫画

昼間から 風呂の順番 待っている

風呂場に続く廊下で入浴の順番を待っている行列ほど奇怪で機械的な光景は見逃すわけにはいきません。

これが「暮らしの空間」に成りえない介護施設の現状です。

入浴は職員だけではなく、利用者にとってもかなり辛い大仕事です。

廊下で一時間待って、ようやく脱衣場に入り服を脱がされて、また待機…

浴室に入って身体を洗って浴槽が空くのを待ちます。

「お風呂に行きましょう」

と職員に声をかけられてから一時間半、やっと湯船に浸かることができるのです。

また、週2回、火曜と金曜が入浴日と決まっている場合、火曜日に体調不良や病院受診なんかで入浴できないと一週間、丸々入浴できないこともあります。

伝達も上手くいかず清拭も行われず…金曜日も入浴できずに丸々一ヶ月、入浴も清拭もなんにも無しなんてことにならないように気をつけましょう。

 

 

乗せたきり ねたきり予防の車椅子

介護のまんが

横になっている時間が多く、身体全体の動きが少なくなってくると使わない筋力、機能は確実に衰えていきます。

それではいけないと介護現場では「ねたきり予防」が叫ばれています。

日中はできるだけベッドから離れて車椅子に乗って過ごしていただこう…ということになります。

しかし、その後が問題で、何も考えずに座らせているだけなのです。

これでは、利用者は堪ったものじゃありません。

車椅子での姿勢や座位位置を考えないと、食べる時の咽せ込みや褥瘡を誘発することにもなります。

結局、長時間、車椅子に座っていると疲れてしまい、

「早く横になりたい」

「寝ていた方が楽だ」

と利用者が訴えます。

それを聞いて

「せっかく起こしたのに…」

「もうすぐお昼ご飯なのだからこのまま起きていればいいのに…」

と介護職員が悔しがる御粗末な話はあまりしたくありません。

 

介護の4コマまんが

眠れない 夜はみんなで カップめん

介護現場のマンガ がんばろう夜勤!

 

夜勤者はコール対応に追われます。

あの部屋で呼ばれ、この部屋に呼ばれ・・この受け身の状態が長く続くと精神的にも参ってしまいます。

そんな時、夜勤者は

「日勤者が日中、離床させずに寝かせているから、夜眠れないんだよ」

とつい文句を言ってしまいますが、ある意味、これは当たっているかもしれません。

日中のメニューにメリハリを持たせ離床を促し

「夜はゆっくり休んで頂く」

という大枠で生活全体を見つめる視点が必要だと思います。

とはいえ、そんな上手くはいきません。

でも、眠れない夜があってもいいです。

そんな夜はみんな一緒にサービスステーションでお菓子でも食べて盛り上がればいいのです。

入所者との距離がかなり近づくことでしょう。

私はそうしていました。

 

介護の4コマまんが

 

 

介護現場の4コマまんが