乗せたきり ねたきり予防の車椅子

介護のまんが

横になっている時間が多く、身体全体の動きが少なくなってくると使わない筋力、機能は確実に衰えていきます。

それではいけないと介護現場では「ねたきり予防」が叫ばれています。

日中はできるだけベッドから離れて車椅子に乗って過ごしていただこう…ということになります。

しかし、その後が問題で、何も考えずに座らせているだけなのです。

これでは、利用者は堪ったものじゃありません。

車椅子での姿勢や座位位置を考えないと、食べる時の咽せ込みや褥瘡を誘発することにもなります。

結局、長時間、車椅子に座っていると疲れてしまい、

「早く横になりたい」

「寝ていた方が楽だ」

と利用者が訴えます。

それを聞いて

「せっかく起こしたのに…」

「もうすぐお昼ご飯なのだからこのまま起きていればいいのに…」

と介護職員が悔しがる御粗末な話はあまりしたくありません。

 

介護の4コマまんが

眠れない 夜はみんなで カップめん

介護現場のマンガ がんばろう夜勤!

 

夜勤者はコール対応に追われます。

あの部屋で呼ばれ、この部屋に呼ばれ・・この受け身の状態が長く続くと精神的にも参ってしまいます。

そんな時、夜勤者は

「日勤者が日中、離床させずに寝かせているから、夜眠れないんだよ」

とつい文句を言ってしまいますが、ある意味、これは当たっているかもしれません。

日中のメニューにメリハリを持たせ離床を促し

「夜はゆっくり休んで頂く」

という大枠で生活全体を見つめる視点が必要だと思います。

とはいえ、そんな上手くはいきません。

でも、眠れない夜があってもいいです。

そんな夜はみんな一緒にサービスステーションでお菓子でも食べて盛り上がればいいのです。

入所者との距離がかなり近づくことでしょう。

私はそうしていました。

 

介護の4コマまんが

 

 

介護現場の4コマまんが

塗りたくり 脱げないように 縫われたよ

 

十年以上前に公な機関の主催する介護用品発明工夫コンテストで抑制衣類が入選したことがありました。

作成したのは家庭で介護をされている主婦の方です。

現在も色々なタイプの通称「つなぎ服」が販売されていますが、介護保険事業所においては抑制衣類や4本柵の使用などが禁止されています。

しかし、家庭で介護している人にとって、そんなことは言っていられない現実があるのでしょう。

衣類が漏れないようにおむつを何枚もあてがったり、手を縛らないまでも特殊な手袋をはめたり…と工夫は変な方向へ…

施設では禁止されているのでと短期入所で普段着ている「つなぎ服」の使用を認めなかったら、自分でお尻を引っ掻いてしまい大きな表皮剥離を作ってしまうケースもあります。

言葉ではいいこと言えますが、現場はいつも厳しい状況です。

でも、あえて、この困難な領域に切り込み、カンファレンスで話し合う場を設けることで確実に職員のモチベーションは上ります。

「入所者が用事もないのにナースコールを押すんです」

これは、ありがちな介護職員の言葉ですが、この職業の魅力に全然、気が付いていない証拠です。

「伝えたいことがあるからナースコールを押されるのです」

ナースコールに関してはこれが全てです。

 

オムツ外し

 

 

 

 

介護歌留多

認知症 検査で総理は 削除され

※以前の検査では「今の総理大臣は誰ですか?」という項目がありました。でも、総理大臣がころころ替わるので無くなったようです。

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認知症薬剤の塩酸ドネペジルの副作用のひとつの症状として長期使用すると怒りっぽくなるというのがあるそうです。

認知症の方と接するにあたり介護者は相手のペースにあわせ相手を否定しないことが大切であると一般的に言われています。

ともすると

「認知症のおじいさん、おばあさんには優しく接する気持ちが大切です」

というような精神論に偏りがちな領域ですが、医療的なアプローチもかなり重要になってきました。

とかく講演会などでは講師が、愛情とか道徳・倫理について熱く語る場面が見受けられますが・・ それが「講師自身の自己満足」「自分の優しさ陶酔トーク」に思えて冷ややかに反応してしまうのは“厳しい介護現場を知りすぎている直接かかわる者の思い上がり”なのでしょうか。

介護職員として認知症と接するには気持ちプラス専門的な知識と技術が必要なのです。

あくまでも「介護職員」として接するには…です。

 

 

 

 

 

 

介護歌留多

 

 

夏祭り 飲んで呑まれて 夢のあと

年々、施設独自の盆踊り大会や夏祭りの開催が盛んになってきました。

地域に根ざした施設としては入所家族だけでなく、地域住民の方々と顔を合わせる貴重な場面です。

でも、ここで慎重に考えなければならないのが「開催日の設定」です。

7月、8月の土日やお盆は、いろいろなイベントが盛り沢山で多くの行事がバッディングしてしまうのです。

職員自身の地元の祭りや職員の子供の学校行事など…施設からは「全員出勤の命令」が出るため、出勤した職員の中には

「本当は子供の方に参加したかったのに…」

と穏やかでない表情も見受けられます。そうそう、部活などスポーツイベントもありますもんね。

でも、なかには

「飲めればどこでもいいや!」

という有難い協力的な職員もいらっしゃいます。

 

 

夏の思い出

 

 

 

 


介護歌留多

 

 

トランスファー 装備ばかりが 豪華なり

介護保険サービスで福祉用具貸与・購入

介護保険福祉用具貸与や購入により介護用品のバリエーションがかなり広がりました。

ケアマネが立案するケアプランで必要であれば一定の利用者負担でベッドや車椅子が借りることができるようになりました。

しかし、実際の場面を見てみると、その使い方を間違っている場面が多く見受けられます。

せっかく移動介助バーをベッド脇に取り付けていても高さや位置が全く実用的ではありません。

本人から「邪魔だから取ってほしい」なんて言われることも…
そこで実際に外してみると… その通り、無いほうがすんなりと移乗できたりするから困ってしまいます。

 

ロックンロール

 

 

 

 

 

介護歌留多

 

 

 

点滴の 針を抜かずに 服ぬがす

介護保険 医療費 介護費

介護テクニックのなかにもイレギュラーというか裏技的なものが沢山あります。

例えば点滴中に輸液が漏れたりした場合…少量だったらなんとかなりますが、衣類を着替えさせなければなりません。 そんな時、求められるのが点滴の針を抜かずに袖を脱がすテクニックです。

その他にも対象者をベッドに寝かせたまま一人でシーツ交換する技術やこれまた一人で立位を保持させたままのおむつ交換なんかも場面によっては要求されてしまいます。

これらは危険のリスクがあり、失敗すれば即事故扱となり、
「どうして一人でそんな無茶なことするんだ」
と現場知らずの管理者はその職員を叱ることでしょう。

しかし、リスクを負いながらも「行わなければならない」
という状況は必ずあると思います。ですから、その失敗場面だけを見て怒る管理者は失格です。

その状況が何を意味するのか・・事故や苦情の本質はどこにあるのか考えることが管理者に求められます。

「事故ゼロ」という無茶な目標だけを高らかに掲げて、自己満足する上司は全くいただけません。

そういう上司は事故が起きると必ず「事故ゼロが目標だろっ」と当事者を怒るだけで自分は全く関係なしの立場をとことん貫きます。
そして、リスクマネジメント研修会などで「講師」を務めてパネルディスカッションで流ちょうなお話をされるのです。

私は「事故報告やヒヤリハット報告が多い職員はなんか信用できる」と感じてしまいます(=゚ω゚)ノ

がんばろう介護職!

医療事故 介護問題

 

 

嫁 姑 嫌味

 

 

介護歌留多

続かない 会議で決めた 良い意見

会議

職員会議やミーティングではすばらしい意見が出やすいです。

いろいろな課題について様々な意見が出されますが、現場の状況を無視した「倫理的にだけ正しい正義の味方発言」には困ってしまいます。

特に受け入れられないのは普段、利用者に対しての発言や行動がメチャクチャなのに、ここぞとばかりに優しさあふれる正義の発言をしてしまう職員です。
「普段」の貴方はそんなこと言えないでしょう」
という雰囲気が会議室をつつみますが、誰も指摘できません。

そんなときにスーパーバイザー役の管理者がビシッと
締めてくれるかと思いきや
「まあ、みんなお年寄りを大切にして、明日からもがんばろう」
などと当たり障りの無い抽象コメント…

結局、釈然としないまま会議は終了してしまいます。

その後、更衣室などで限られた参加者による井戸端会議的集まりが、それ以上に盛り上がることはいうまでもありません。

同じ目の高さ

カラオケ

厨房は 洗浄よりも 戦場だ

厨房

今日の厨房も戦場のようです。
急遽、ディサービス利用者追加になったのに厨房に連絡してなかった…なんてことがあります。

早速、厨房に昼食、一人分の追加を依頼に行くのですが、外から覗く厨房内はとても忙しそうで声を掛けれません。
換気扇や調理器具の音で呼びかける声も聞こえません。
調理員は帽子とマスクをしているため表情はわかりませんが、かなり焦っているようです。

「コラッ、誰だっ、こんな味付けしたヤツはっ」
「あたしの味付けに文句あんのっ」

なんか知らないけど怒鳴り合いがはじまりました。怖くってますます言葉をかけられません。

こんな光景を見たら「さすがは味にこだわっている職人たちだ」と思いましょう。

美味しいものを食べていただきたいというプロの意気込みを感じて下さい。

 

配膳

 

 

気まぐれメニュー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体交で 床ずれなおる 訳がない

体位変換

“また短期入所中に褥瘡を作って家に返してしまった”
「そういったリスクは十分、予測できたのに…」
と施設職員は何度悔やんだことでしょうか…

褥瘡は係わる職員がチームとして機能していないと増々悪化してしまいます。
その機能していない素人チームが褥瘡の対応で真っ先にあげるのが「体位交換」です。 体位交換時間を記入した紙を枕元に貼ったりして、すっかり安心してしまうのです。

しかし、これは治療ではなく緩和方法のなかの一つにしかすぎません。
また、入浴で患部ばかりに気を取られ褥瘡部位だけは手厚い処置なのですが、顔や髪の毛の生え際は垢だらけ…こんなのも困ります。

栄養状態や疾病などの全体像を無視して褥瘡部位ばかり目が行くようでは、専門職とは言えません。

 

 

 

体位交換

 

 

 

 

 

 

褥瘡予防