
もくじ
介護保険 どさくさまぎれで コンピューター
平成12年(2000年)4月1日からパソコン起動
平成12年度、介護保険制度が始まるのを機に、多くのパソコンが介護業界に導入されました。当然、介護報酬の請求業務にはパソコンが欠かせません。
しかし、このどさくさに紛れて介護業界には必要ない余計なパソコン機器やソフトが多く導入されてしまい介護現場は大混乱しました。
何しろ、当時はパソコンの知識など全く持ち合わせていなかったのですから…
ちょっとパソコンに長けている新米若手職員が簡単に右クリックとかするのでパソコン無知の先輩たちは冷静さを失ってしまいした。
書く方がよっぽど簡単だし効率がいいよ
「紙に鉛筆やボールペンで書く方がよっぽど簡単だし効率がいいよ」
という思いとは逆に最新鋭のケアプラン作成ソフトや電子カルテ、認定調査表を取り込むスキャナー、小さくて見難く、すぐに破損してしまう携帯端末など・・
結局、現場をまったく知らない管理者とパソコン業者が有無を言わさず機器やソフトを導入するものだから現場はさらに大混乱。
職員は介護技術やケアマネジメントの能力より、パソコン知識に長けているかどうかで、その質が問われるようになりました。
バタバタの中、リスク管理もできていないので、持ち込んだ職員個人のファイルからウイルス感染して、データがみんな消えたなんてこともあるのでみなさんも気をつけましょう。
「実地指導があるから莫大なカルテのデータを印刷しなきゃ」
という本末転倒なこともあります。

「介護保険 どさくさまぎれで コンピューター」に頂いた皆様のコメント
便利でもあり、不便でもあり
ほんとその通り。
特に、個人の持ち込んだUSB等で感染すると目も当てられません。
パソコンは便利でもあり、不便でもあり。
知り合いの施設はそれで遠方のサーバーまでダメになってしまったそうです(+o+)
怖いですね…
データが蓄積すると負担も増える…?
もちろんデータや記録として必要な事柄はあるとは思いますが、そこでまた作業が増えてヘルパーさん方の負担が増してしまうのでは残念だと思ってしまいます。
国の偉い方々が「介護現場の記録を半分にする」なんてことを言い始めてます。またパソコン勢力が台頭してくるのでしょうか…
記録が減って業務が増えたりして…
サーバーダウン
諸先輩方の頑張りのお陰で、パソコンが業務と切っては切り離せなくなりました…
某ソフト屋のサーバーダウン続けば、減算間違いなし
\(^o^)/
ソフト屋さんの問題もありますよね。
余計な機能ばっかり付けて…そこまで丁寧に作り込んでもらっても、明らかにありがた迷惑的なバージョンアップが多いです(≧▽≦)

便宜供与感覚満載のソフト…こんなの導入されても全然使えない…
悪いことする人たちがいるからより複雑化…
本当にそうですね。。。
小さくてケアプランの説明してても、サイン頂くのも…一苦労…
書類作り
悪いことする人たちがいるからより複雑化…
(`・ω・´)
書類作りはもうこりごりですー
同感です!
「悪いことする輩がいるから」
私もそう思っておりますよ。
私の地域では、指定取り消しの居宅と介護報酬返納の施設がありました。
ごまかそうとしているのは許せませんね
(#`皿´)
実はとてもシンプル
こんばんは~
本当に必要なのは、実はとてもシンプルですよね。。要らないのを無くせばもっと安く出来ると思うんです。
お金儲けをしようとされる方々…
本当に迷惑な話。
そして、高齢者をお金儲けとしてしか見れない事業所も…。悲しい現実ですね。
ありがとうございます、Fさん!
よくわかります。私も当初は期待して積極的にパソコン導入派だったのですが、あまりにも使えなくてがっかりでした…
請求にはかかせませんが、記録やプラン作成に高価なソフトなんかいらないですね。
イラストや図がまともに描けないというのが痛いところです。手描きの方が早いしわかりやすいです。
ソフトの内容というよりも、パソコンや端末に打ち込む手間…そして、その手間の割にはつまらない単調な記載が多いという感覚をもってしまいます。
一昨年の国際福祉機器展でその辺りを多くのソフト会社に質問しましたが全然ダメでした(:_;)
私の方が特異なのかも…
「ソフトの会社の方から一緒に開発していきましょう」なんて言われても絶対に関わらない方がいいと思います。
パソコン地獄から抜け出すことはできません( ;∀;)

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➡https://kaigo2020.org/daily-record/