洗濯で 衣類紛失 名前なし

名前なし衣類

洗濯室や居室を回り、入所の説明の時にあれだけ
「衣類に記名をお願いします」
って言ってたのに…という想いを抱きながらラクダ色のモモヒキを探したことはないでしょうか。

たまたま夜勤明けですれ違ったご利用者に
「洗濯に出した衣類が戻らない」
と言われてしまい、帰ることができずに衣類探しさせられるほどやり切れないことはありません。

紛失した衣類が「藤色のトックリ」とか「格子柄のきゃはん」とか言われても若い介護職員には今ひとつピントきません。

「大切なセーターが返ってこないんだけど…」と家族から苦情を言われ即捜索。
やっとの思いで捜し当てたまでは良かったのですが、乾燥機にかけてしまいセーターは縮んで”カチカチ〟なんて時は、どうしようもないと分かっていながらも涙目で引っ張って延ばしてみたりもします。

 

 

 

 

名前なし

 

 

 

 

名前なし衣類

 

 

 

 

 

好きなこと 自由にできない 施設内

敷地内禁煙

気ままに暮らして来られた方が、周囲の意向だけで施設に入所させられるケースがあります。
本人は全く納得されてない為、入所後、「嫁に騙された」とか「ここは刑務所だっ」などと怒り出します。
そして、食事を拒んだり、施設から逃げ出そうとしたり…いわゆる施設側にとっての問題行動になるのです。
それを聞きつけた嫁いだ娘が面会で
「おじいちゃんが可愛そう…」
と言い
「意地悪な兄嫁をなんとかして」
などと施設側に詰め寄るので職員も堪ったものじゃありません。
現場の介護職員が受け入れた相談員に対して
「どうなってんの」
と問えば
「はあ、在宅のケアマネが…」
という話になり、ケアマネに問えば
「はあ、お嫁さんの意向がそのぉ~」
ということになり…
気が付くと施設職員は「嫁」と「嫁いだ娘」との間に挟まれ二進も三進もいかなくなるのです。

 

 

 

隠れて喫煙

 

 

 

施設見学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘱託医 毎週一回 叱られる

嘱託医師

なぜか、施設では食事摂取制限のある方の身の回りに食べ物が溢れています。
そういう方に限って、お菓子などを大量に食べているところを医師や看護師に見つかり叱られることがあります。

そして、医師や看護師は介護職員に指導します。
「あなたたちがしっかりしなきゃだめじゃないの」
その為、介護職員は神経質になり、お菓子を管理し始めます。

“飴玉、一日三個まで”

といった個数制限を設け“飴玉摂取表”というシートを作成します。

「はいっ、今日はもう三個目ですよ!」
と職員は飴玉をひとつ手渡し、誤嚥しないように、付き添い、食べ終えた後に枕元にある摂取表に記入します。

当然、摂取表の他にも体位変換表などを作成して枕元に貼り付けますので、施設はより施設らしくなっていきます。

 

 

 

嘱託医

 

 

 

女医

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

産休を 明けて おむつが大きいな

おむつ

赤ちゃんのオムツサイズは小さい・・
というよりも大人用の紙オムツはそれと比べるとあまりにも大きいので、初めて見る人は驚いてしまいます。

とかく施設での排泄ケアは携わる職員の考えで大きく左右されます。

「尿漏れ防止のためにオムツを何枚も重ねてあてる」

「夜間のおむつ交換、夜勤者は頑張って一時間おきに換える」

などの取り組みを研究発表して物議をかもす場面もみられます。

尿取りパットや履くタイプのオムツが出て排泄のバリエーションの幅が大きく広がりました。

そして、今では自立の為、オムツを使わないようにしようとオムツ外しが叫ばれています。

「オムツは拘束」

とまで言われる方もおられますが、現場の意識は低く

「夜間帯はパット三枚で対応しましょう」

なんていう小手先の対応が堂々まかり通っています。

施設において「脱オムツ」を掲げる姿勢を私は支持します。
脱オムツに取り組むことで、排泄だけではなく利用者の生活全般に目を向け、それに伴っての言葉かけやマナー、介助技術も鍛錬されていくと考えているからです。

自立支援を掲げる事は現場職員のモチベーションを維持するためにも大きな意味があると思います。

ただ、吸収力の良い製品も出てきたので、夜間はゆっくり眠っていただくために、これを利用するという考えも否定できません。

追伸
「オムツ外れて自立したら介護度が下がって報酬が減ってしまうじゃないか」とオムツ外しに反対した法人局長とその取り巻き陣が懐かしい…

 

 

おむつの種類

 

 

 

 

 

リハビリオムツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腰が出た 体調管理は 自己管理

ぎっくり腰

※腰が出た=ぎっくり腰 (新潟長岡地域の言い方)

「身体が痛くて休みたいのに休めない」
「移乗介助が大変で腰を痛めた」
ケアを提供する側の職員がこんなことばかり言ってると利用者は報われません。

‥とはいえ、決して楽とはいえない介護業務。
「腰を出した」 「手首が痛い」 「膝が痛い」
という介護職員はどの職場にもおられます。

これが悪い方向へ向かうと
「業務がきついから」
「上(上層部)がなっていないから」とか「職員数が少ないから」
など批判的な発言が表面化してきます。

そして、それを聞いた管理者はカチンときて
「そんなのは自分自身の自己管理が悪いからだ」
などと発言してしまいます。

いくら健全な利用者主体を掲げているお手本施設でも、こんな状況だとなかなか現場のモチベーションは上がりません。

でも本当は現場に出ない口先ばかりの管理者ほど椅子に座りっぱなしで深刻な腰痛持ちだったりするのですよね。

 

 

腰痛

 

 

 

 

ぎっくり腰

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健側と 患側わからず 物を置き

健側と患側

ベッドから車椅子への移乗介助を介護講習会などで教わります。
その講習会で教わる基本動作は下肢の位置に気をつけて、健側方向へ車椅子を置いて介助するというものです。

しかし、実際の生活場面で教科書通り行くケースはほとんどありません。
ベッド周りのスペースにテレビや棚、ゴミ箱などが置いてあり、良い位置に車椅子を設置できないことが多いです。
そのため日常では「麻痺側への移乗」をしなければ、どうしようもない状況が多くみられます。そうなると、より職員個々の介助技術が問われてくるのですが、実際の現場では、かなり御粗末な事例が多いようです。

勢いと力任せで無理な移乗介助をしていないでしょうか…
時間に追われ知らず知らずのうちにケガをさせていないでしょうか…

入所されている方の 「足やスネ・ふくら脛に傷が無いか」をぜひ注意して見てほしいと思います。

その施設のスキルと職員の想いが一目でわかります。

 

健側と患側

 

 

ユニットケア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クレームの 対応 なぜ僕? 相談員

謝罪する相談員

 

老人ホームの相談員はつらい立場にポツンとひとり立たされる場面が多いです。

何か問題が発生する度に上司に叱られ、現場の職員からは突き上げられ、利用者の家族からも苦情があがります。

「こういった経験も糧となる…」

と自分に言い聞かせ、これも勉強また勉強と我慢しています。

その上、他人に気遣い、頼まれると嫌とは言えない性格だから、クリスマスの行事ではトナカイの着ぐるみなんかを着せられてしまいます。

また、介護保険下で苦情を恐れるばかりの相談員は「利用者主体」という言葉を履き違え、家族の要望をハイハイと聞き入れ、いろんな約束を利用者側としてしまいます。

そして、ちょっとでも指摘されると何でもかんでもすぐに謝ってしまう傾向にあるようです。

相談員は自分一人ですべてを解決しようなんて思ってはいけません。 視野を広げればいろんなものが見えてきます。施設でパソコンするだけでなく、外に出てぜひ娑婆の匂いを感じ取ってください。

 

 

入れ歯落とす

 

 

 

 

 

入れ歯を合わせる

 

 

 

相談員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊急時 あわてず指示出す 看護主任

看護師

利用者の急変に接した時、看護師の存在は大きいと思います。

的確な指示を出し急変者の対応にあたる姿は、やはり見習わなければなりません。

夜中、老人ホームのベッドから転落された利用者を看護師付き添いの下、当直者の私は運転して救急外来に搬送しました。

到着すると、その方の頭部裂傷をすぐに医師が縫合するというので私もその手術に立会い、利用者の体を支えるなどのお手伝いをしました。

私、こういう血とか見るのダメなのです…

やはり、不覚にも縫合部位の出血をじっと見つめていた私は気分が悪くなりフラフラと倒れてしまいました。
結局、役立たずの私は、医師や看護師に苦笑され処置室を出て廊下のベンチにヘタヘタと座り込み介抱されることに…

その点、看護師は強いです。

普段は物静かでも、ここ一番で強さを発揮する看護師は誰からも頼りにされます。

 

 

怒る高齢者

 

 

 

看護師

 

 

 

 

 

高齢者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

介護保険 どさくさまぎれで コンピューター

介護保険

平成十二年度、介護保険制度が始まるのを機に、多くのパソコンが介護業界に導入されました。当然、介護報酬の請求業務にはパソコンが欠かせません。

しかし、このどさくさに紛れて介護業界には必要ない余計なパソコン機器やソフトが多く導入されてしまい介護現場は大混乱しました。

何しろ、当時はパソコンの知識など全く持ち合わせていなかったのですから…
ちょっとパソコンに長けている新米若手職員が簡単に右クリックとかするのでパソコン無知の先輩たちは冷静さを失ってしまいした。

「紙に鉛筆やボールペンで書く方がよっぽど簡単だし効率がいいよ」

という思いとは逆に最新鋭のケアプラン作成ソフトや電子カルテ、認定調査表を取り込むスキャナー、小さくて見難く、すぐに破損してしまう携帯端末など・・

結局、現場をまったく知らない管理者とパソコン業者が有無を言わさず機器やソフトを導入するものだから現場はさらに大混乱。

職員は介護技術やケアマネジメントの能力より、パソコン知識に長けているかどうかで、その質が問われるようになりました。

バタバタの中、リスク管理もできていないので、持ち込んだ職員個人のファイルからウイルス感染して、データがみんな消えたなんてこともあるのでみなさんも気をつけましょう。

「実地指導があるから莫大なカルテのデータを印刷しなきゃ」

という本末転倒なこともあります。

 

 

上司のパソコン導入

 

 

 

 

 

介護報酬請求

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お湯加減 熱くて水入れ 水風呂に

熱湯

機械浴槽(特浴)のなかには湯船の温度が上昇すると警告灯が点灯するものがあります。

そして施設長はその浴槽を見学者に自慢げに説明します。

「熱いお湯を出しっぱなしにしていることを忘れても、これがあるから安心なんですよね」

 

介護施設の特浴は流れ作業になりがちです。だから機械浴槽が、こういう仕様になってしまうのですね。安全第一、事故を無くそうという考えは十分理解できますが、この変な感覚はなんなのでしょうか…

いろいろな分野で人間の感覚に変わるテクノロジーが幅をきかせています。

将来、介護ロボットも人間以上に

「コミュニケーションを大切にしています」

とか言い出して、人間もロボットを見習ってなんてことになるのでしょう。

でも、風呂の温度くらい、ちょくちょく手を突っ込んでみて欲しいものです。

そのうち、みそ汁のお椀も温度計付きが出てきて熱すぎると飲む前にブザーが鳴ったりするのでしょうか。

 

 

怒る高齢者

 

 

 

 

入浴介助

 

 

 

怒る高齢者