もくじ
産休を 明けて おむつが大きいな
赤ちゃんのオムツ
赤ちゃんのオムツサイズは小さい・・
というよりも大人用の紙オムツはそれと比べるとあまりにも大きいので、初めて見る人は驚いてしまいます。
とかく施設での排泄ケアは携わる職員の考えで大きく左右されます。
「尿漏れ防止のためにオムツを何枚も重ねてあてる」
「夜間のおむつ交換、夜勤者は頑張って一時間おきに換える」
などの取り組みを研究発表して物議をかもす場面も昔はみられました。
尿取りパットや履くタイプのオムツが出て排泄のバリエーションの幅が大きく広がりました。
そして、今では自立の為、オムツを使わないようにしようとオムツ外しが叫ばれています。
「オムツは拘束」
「オムツは拘束」
とまで言われる方もおられますが、現場の意識はまだまだ低く
「夜間帯はパット三枚で対応しましょう」
なんていう小手先の対応が堂々まかり通っています。
「脱オムツ」
施設において「脱オムツ」を掲げる姿勢を私は支持します。
脱オムツに取り組むことで、排泄だけではなく利用者の生活全般に目を向け、それに伴っての言葉かけやマナー、介助技術も鍛錬されていくと考えているからです。
自立支援を掲げる事は現場職員のモチベーションを維持するためにも大きな意味があると思います。
ただ、吸収力の良い製品も出てきたので、夜間はゆっくり眠っていただくために、これを利用するという考えも否定できません。
追伸
「オムツ外れて自立したら介護度が下がって報酬が減ってしまうじゃないか」とオムツ外しに反対した法人局長とその取り巻き陣が懐かしい…
【産休を 明けて おむつが大きいな】に頂いた皆様のコメント
私の場合は逆
私の場合は逆で、デイで大人用のリハパンや紙オムツを見てから、幻のデイ二号店の開設準備の為に保育園跡の片付けをしていた時に、残っていた赤ちゃん用のパンツ型やテープ式オムツ(もちろん未使用)を見たので、
赤ちゃんのオムツが異様にちっちゃくて可愛く感じまして…
しかも、キャラクターまでプリントしてあったりするので、余計に…
あっ、逆パターンですね!
成人用のは、異様に大きくて、多少色がついていたりするぐらいで、もちろん模様なんてなくて、味も素っ気もないなぁ…と保育園跡の片付けから施設に帰ってくると、いつも思いました
ちなみに、お泊まりデイの夜勤のオムツ交換は…、大きな声じゃ言えないけれど、パット2枚重ねで、尿路感染のある人以外は、深夜3時のオムツ交換でパット一枚抜いて、朝まで…のパターンでした(秘)
在宅サービスだったので、オムツやパットは原則各自持参だった為、これまた色々なメーカーの製品に遭遇しました…
ありがとうございます。
排泄ケアの改善、オムツ外しの講座とかで成功例を聞かされると、かぜんやる気が出てくるのですが…
施設に戻ると「もっと現場職員の人数が多ければなぁ」とやはり思ってしまうのです。
こういう発言を研修の場で講師にすると「それは違う」っていうようなことで論破されますが…
やはり、どうしても納得できません(´・ω・`)
6回用を使用することの決心
オムツについて…
介護を始めたころは、夜間2時間おきにおむつ交換をしていました。
尿路りパットの”3回用”使用です。しかし、オムツ業者さんノアでバイザーから夜間頻回にオムツを触ると要介護者が不眠になるのではと言われ”6回用”を使用するようになりました。
21時から翌朝6時まで交換はしませ。6時の交換時に陰部洗浄を行い、皮膚のトラブルもありません。要介護者も介護者も夜間の睡眠が十分に確保されるようになりました。しかし、6回用を使用することの決心まで長い時間を要しました。
「毎日の洗浄」やはり施設以上のケアをされておられるのですね。
在宅では無かったのに入所して床ずれができたという話はよくあります。
施設のケアが在宅より優れているということはないでしょうね。
6回用に至るまでの葛藤、心境、お察しいたします。
私も身内を介護する立場になってから、見えてきたことがとても多いです。
よくそんな内容を研究発表出来たな…
よくそんな内容を研究発表出来たな…
と思いますが、きっと、一昔前はそれが常識でそれが良い介護だったんでしょうから、今の常識が全て、とは思いませんが…
きっと今やっている介護も、10年経てば、えー?信じられん、なんて非常識な!とか言われちゃうのかな。
ちなみに、私は、夜間のオムツ交換は、スタッフの業務軽減だけでなく、利用者の安眠の為にも、度々の交換は反対です。
交換時にしっかり陰洗してケアすれば、睡眠時間を優先したいです。オムツの吸水性も通気性も、改善されてきていますしね。
どちらにしろ、利用者本人の気持ちが一番優先されますが。
ありがとうございます。いろいろな考えがございますね。
事例発表でオムツが外れて自立度が改善された方を見ると自分の施設でも頑張ろうと熱くなります。
でも、現場のバタバタ状態を見ると、とても、そんなこと言い出せないという方が多いのではないでしょうか。
Iさんのおっしゃる様に「本人の気持ちを優先させ」排泄の自立支援に関われば、それ以外の倫理みたいな面も研鑽されると私は思ってますよ。
「ピンポンパン!」
おむつという呼び名を変えるとイメージが変わると思います。
英語でDiapers(発音でダイパース、ダイアパー)なので
子ども用オムツ「パンパース」に対抗して「ポンパース」なんて、どうよ?
ちなみに中高年用の尿漏れ対策用は「ピンパース」で三つ揃えば「ピンポンパン!」
Fさん!
あなたの頭が「ピンポンパン!」ですよ
(゙ `-´)/
起床時にはボトボト
尿量が凄く多い人がいます。
布おむつ+ビッグパッド+レギュラーパット+おむつカバーをする人もいます。
21時、1時にこの巻き方でも、起床時にはボトボトです。
5時前後でもボトボトの人もいます。
夜間帯1時以降のオムツ交換は睡眠に影響しますしね。
オムツなのか睡眠なのか…迷います。
その方は良く分かりませんが、
不穏な方が眠られたとき、起こしてしまうといけないので「睡眠優先!」でオムツ対応してもOKだと私は思います(*’▽’)
ただ、思いつきとかではなくこれがケア方針だという経緯を踏んでから…でしょうね。
反対される方もおられるでしょうから…
息子は起きちゃいます
難しいですね
夜間のオムツ交換。息子は起きちゃいます。起きて騒ぎ出すと長引くので、母ですら躊躇います。
が、やはりパットのパッケージなどの「何回も吸収」には反発もあり…
書いてある通り、四回分も放置したら、蒸れるし、臭いし、冷たいし、不快だと思うのです。
家庭も施設も介護してる方は大変です。実際に使われてる方にごちゃごちゃ言いたい訳ではなく、あのパッケージを使ってない人が見て、「へ~四回位は換えなくていいんだ」と思う事が嫌と言うか…
四回も排尿する前に、換えてるわ!(怒)
ちょっと挙げ足取りですね。でも介護してると、ちょっとした文面にイライラするものです。
あ~も~ほんと源太さんには頭が下がります。
Kさんから見た製品のキャッチコピー、パット以外にも何かあるんじゃないですか?私、興味あります。
介護用品に限らず、便利なモノが開発されてますが私も「挙げ足取り」が大好きです(^∇^)
といいますか、楽なモノってやはり「良い面と悪い面」があると思うのですよ。
私が描くマンガの原点もそんなところにあるのではないかと今日のKさんのコメントをみて考えてしまい「ニヤッ」と歯を出して笑っています。
ただ、こういう議論といいますか、あーだこーだ言い続けることが質の維持に繋がりますよね。
“排泄介助こそ介護の原点”と最初の上司に厳しく教え込まれたので…また、身が引き締まります。
こういうKさんコメント、ありがたいです。