介護いろは歌留多一覧

もくじ

家で歩けば坊に当たる

犬も歩けば棒に当たる

【読み】いえであるけばぼうにあたる
【意味】 自宅での歩行訓練は施設や病院のリハビリ室の環境とは違う。でもひ孫の顔が見れるから、少しは張り合いになるという意味。

☆犬も歩けば棒に当たる☆

 

 

 

論より昇降

論より証拠

【読み】ろんよりしょうこう
【意味】 車椅子昇降は机上で論ずるより、実際の階段で訓練を行い多くの危険を察知するほうが技術の向上につながるという意味。

☆論より証拠☆

 

 

花より断行

花より団子

【読み】はなよりだんこう
【意味】雨の降る中、花見の行事を行ったということ。一度決めた行事日程はなかなか変更できないということ。入浴日等スケジュールが決まっている為、お花見は天候や開花状況にあわせて臨機応変に対応することが難しい。

☆花より団子☆

 

 

 

憎まれっ子4人張りきる

憎まれっ子世に憚る

【読み】にくまれっこよにんはりきる
【意味】普段から好かれていない上司が張りきる事案はあまり気分がのらないということ。

☆憎まれっ子世に憚る☆

 

 

骨折りゾーンの大腿骨頚部

骨折り損の草臥れ儲け

【読み】ほねおりぞーんのだいたいこつけいぶ
【意味】 高齢者が転倒すると大腿骨頚部を骨折されることが多い。

☆骨折り損の草臥れ儲け☆

 

 

 

下手の長カンファ

下手の長談義

【読み】へたのながかんふぁ
【意味】 司会進行が上手くいかずカンファレンスが長引いてしまったということ。

☆下手の長談義☆

 

 

 

年寄りのヒヤリハット

年寄りの冷や水

【読み】 としよりのひやりはっと
【意味】 施設はバリアフリーなので自由に移動できるが油断できない。行動範囲が広がれば広がるほど思わぬ危険が存在するので気をつけろという意味。

☆年寄りの冷や水☆

 

 

 

自立の沙汰もリハ次第

地獄の沙汰も金次第

【読み】 じりつのさたもりはしだい
【意味】 自立動作、自立生活を再度獲得するためにはリハビリでの努力が大切だということ。

☆地獄の沙汰も金次第☆

 

 

 

律義者の字沢山

律儀者の子沢山

【読み】 りちぎもののじたくさん
【意味】まじめで実直な介護職員はカルテ・経過記録への記入がしっかりしているということ。

☆律儀者の子沢山☆

 

 

 

抜く人の昼寝

盗人の昼寝

【読み】 ぬくひとのひるね
【意味】もう少しで点滴が終わるのでその場で待っていたら寝てしまったということ。

☆盗人の昼寝☆

 

 

 

ルリ子貼れば照れながら焦る

瑠璃も玻璃も照らせば光る

【読み】 るりこはればてれながらあせる
【意味】 元気を出してもらおうと昔からファンだった「浅丘ルリ子」のポスターを貼ってあげたら照れられた。いくつになっても“ときめく心は失くさない”という意味。

☆瑠璃も玻璃も照らせば光る☆

 

 

 

老いても子は従え

老いては子に従え

【読み】 おいてもこはしたがえ
【意味】子供は年をとっても親のいうことを聞いてしまうということ。

☆老いては子に従え☆

 

 

 

わぁ~裸婦廊下で服着てる

笑う門には福来たる

【読み】わぁ~らふろうかでふくきてる
【意味】 脱衣場が混雑しているので廊下で服を着せているところを福祉サービス第三者評価の人が見て驚いたという意味。

☆笑う門には福来たる☆

 

 

帰るの妻に言えず

蛙の面に水

【読み】 かえるのつまにいえず
【意味】 短期入所を終えて自宅までお送りしたが、事前に連絡することが出来なかったため妻は不在で留守だったという意味。

☆蛙の面に水☆

 

 

 

宵のうちから夜勤者覗く

葦の髄から天井を覗く

【読み】 よいのうちからやきんしゃのぞく
【意味】 「今日の夜勤者は誰だ?」気になるので申し送りの光景をステーションの外から眺めているという意味。

☆葦の髄から天井を覗く☆

 

 

 

たびたび床ずれ横にさせ

旅は道連れ世は情け

【読み】 たびたびとこずれよこにさせ
【意味】 本人の要望通りに日中も寝かせていると褥創を誘発してしまう恐れがあるということ。

☆旅は道連れ世は情け☆

 

 

 

利用額は口をにごし

良薬は口に苦し

【読み】 りようがくはくちをにごし
【意味】 介護度変更に気付かずケアプランを作成してしまい利用限度額を超えてしまったということ。申し訳なくてなかなか利用金額が言えないという意味。

☆良薬は口に苦し☆

 

 

 

そう…デスり合うのも多床の縁

袖すり合うも多生の縁

【読み】 そう…ですりあうのもたしょうのえん
【意味】 最近はユニットの個室が重宝される。でも4人部屋など多床室でしか経験できないこともあるという意味。

☆袖すり合うも多生の縁☆

 

 

 

ついにスッポン

月と鼈

【読み】 ついにすっぽん
【意味】排水口が詰まったのでブラシで突いたりしたが全く流れないため、ラバーカップが必要になったということ。

☆月と鼈☆

 

 

 

寝込み拒む

猫に小判

【読み】 ねこみこばむ
【意味】 急遽、出勤要請があったが風邪で寝込んでいて断ったという意味。

☆猫に小判☆

 

 

 

泣く辛い8勤

泣きっ面に蜂

【読み】 なくつらいはちきん
【意味】来月の勤務表をみたら八日連続勤務があったということ。

☆泣きっ面に蜂☆

 

 

 

楽?あれは苦です

楽あれば苦あり

【読み】 らく?あれはくです
【意味】 長時間、同じ姿勢で車椅子に座っていると難儀であるという意味。

☆楽あれば苦あり☆

 

 

 

無芸退職

無芸大食【読み】 むげいたいしょく
【意味】 施設の行事・催し物では秀でた芸を持ち合わせている職員が重宝される。その為、特技のない職員は誤った自己嫌悪に陥ってしまうということ。

☆無芸大食☆

 

 

 

浮くから出たアソコ

嘘から出た実【読み】 うくからでたあそこ
【意味】 施設の広い浴槽で横たわると、身体が浮いてしまい危険であるということ。

☆嘘から出た実☆

 

 

 

いいのっ、中の買わず

井の中の蛙(大海を知らず【読み】 いいのっ、なかのかわず
【意味】 最近の家具調ポータブルトイレはインテリアとしても引けをとらないということ。

☆井の中の蛙(大海を知らず)☆

 

 

 

乗り込み過ぎれば相手忘れる

喉元過ぎれば熱さを忘れる【読み】 のりこみすぎればあいてわすれる
【意味】 送迎車両が満員の為、添乗職員を乗せるのを忘れて出発した。デイサービスの配車は難しいということ。

☆喉元過ぎれば熱さを忘れる☆

 

 

 

主に感冒

鬼に金棒【読み】 おもにかんぼう
【意味】 介護職員が訴える体調不良で一般的なものは腰痛などの身体の痛みであるが、寒く乾燥したこれからの季節は風邪症状の訴えが多くなるという意味。

☆鬼に金棒☆

 

 

 

仮眠者は寝て待て

果報は寝て待て【読み】 かみんしゃはねてまて
【意味】 他の夜勤者が仮眠している時に眠ってしまったということ。

☆果報は寝て待て☆

 

 

 

休もう介護全部しない

安物買いの銭失い【読み】 やすもうかいごぜんぶしない
【意味】 在宅介護は休みなし。介護全てを抱え込むと精神的にも肉体的にも負担が大きくなるということ。時には施設などにまかせて気分転換をはかることも大切である。

☆安物買いの銭失い☆

 

 

 

混ぜるがカチカチ

負けるが勝ち【読み】 混ぜるがカチカチ
【意味】 とろみ剤を上手く混ぜないと、底にとろみ剤が固まって残ったり、ダマになりやすいので気をつけてという意味。量が多すぎると硬くなってしまうとうということ。

★負けるが勝ち★

 

 

 

経過見てたまげる

芸は身を助ける【読み】 けいかみてたまげる
【意味】 3ヶ月前の状態と比較すると、驚異的な身体機能の改善がみられたという意味。 経過記録は大切であるということ。

☆芸は身を助ける☆

 

 

 

ブチて黒いぞ膝用心

武士は食わねど高楊枝【読み】 ぶちてくろいぞひざようじん
【意味】 移乗介助時、自分の膝を車椅子のフレームのぶつけてしまったということ。また、気が付くと、身体のあちこちがブチていて、知らず知らずにどこかぶつけているんだな…ということ。

☆武士は食わねど高楊枝☆

 

後半三回の組み合わせ

子は三界の首枷【読み】こうはんさんかいのくみあわせ
【意味】 来月の勤務表を見たら月の後半に、そりの合わない職員との夜勤が三回も組まれていたということ。

☆子は三界の首枷☆

嚥下したら力持ち

縁の下の力持ち【読み】えんげしたらちからもち
【意味】嚥下障害を克服し、経口摂取することで、食べるという行為が楽しみや癒しにつながり、元気になっていくということ。

☆縁の下の力持ち☆

 

 

 

ティッシュの捨て場明かり欲しい

亭主の好きな赤烏帽子【読み】てぃっしゅのすてばあかりほしい
【意味】 夜間は暗くてゴミ箱の位置が分かりにくいため、電灯が必要だということ。ベッド周囲の環境整備はきめ細やかな配慮をしなければならないという意味。

☆亭主の好きな赤烏帽子☆

 

 

頭かぶせて髪洗わず

頭隠して尻隠さず【読み】 あたまかぶせてかみあらわず
【意味】 シャンプーハットを装着して洗髪すると、髪の毛の生え際やもみ上げ部位がおろそかになりがちだということ。

☆頭隠して尻隠さず☆

さらなる仮眠高いびき

触らぬ神に祟りなし【読み】 さらなるかみんたかいびき
【意味】 仮眠後、交代で夜勤業務に就いたが睡魔に襲われまた眠ってしまうということ。

☆触らぬ神に祟りなし☆

 

効いてスゴく楽「見て!」動く

聞いて極楽見て地獄【読み】 きいてすごくらくみてうごく
【意味】 薬を飲んだら、腕が上がらないほどの肩の痛みがとれたということ。

☆聞いて極楽見て地獄☆

 

 

油断退席

油断大敵【読み】 ゆだんたいせき
【意味】  飲み会で施設長の所に同期三人で揃ってお酌に行ったが、油断して気がつくと他の二人はいなくなっていて、延々と講釈を聞かされたということ。

☆油断大敵☆

目の上の後頭部

目の上の瘤【読み】 めのうえのこうとうぶ
【意味】 前の人が邪魔で催し物の舞台が見えないという意味。介護職員は目の高さを考慮して椅子の位置をずらす等の配慮が必要であるということ。

☆目の上の瘤☆

水が出た さびぃ

身から出た錆【読み】 みからでたさびぃ
【意味】管理当直者がボイラーのスイッチを入れ忘れ、シャワーのお湯が出なかったということ。入浴の事前準備を怠ってはいけないという意味。

☆身から出た錆☆

 

知らぬがホットケーキ?

知らぬが仏【読み】 しらぬがほっとけーき
【意味】 よく分からないがホットケーキを作っているようだという意味。調理レクでは職員が調理の全工程を行ってしまうため、何を作っているのか利用者にはよく分からないということ。

☆知らぬが仏☆

 

 

園のイロモノ味なもの

縁は異なもの味なもの【読み】 えんのいろものあじなもの
【意味】 舞踊ボランティアの催し物の合間に職員のお笑い芸を入れたら意外と好評だったということ。

☆縁は異なもの味なもの☆

 

評論家ら困らせる

瓢箪から駒が出る【読み】 ひょうたんからこまがでる
【意味】 介護に関して解説される評論家・コメンテーターの先生方は良いことばかりおっしゃるので現場が困ってしまうということ。
夜勤とか食事・入浴・排泄の介助を全然やったことない者に限って良いことが言えるという意味。

☆瓢箪から駒が出る☆

 

 

想の子象習わぬ経を読む

門前の小僧習わぬ経を読む【読み】 もうそうのこぞうならわぬきょうをよむ
【意味】 妄想や幻覚の症状はいろいろなものがみられるということ。体調が悪い場合も考えられるので、熱や水分状況、便秘などにも注意が必要という意味。

☆門前の小僧習わぬ経を読む☆

 

背と腹を変えただけ

背に腹はかえられぬ【読み】 せとはらをかえただけ
【意味】  適切な体位変換の為に体交枕を利用するが、その使い方がかなりいい加減だということ。

☆背に腹はかえられぬ☆

すげぇ百まで踊り忘れず

雀百まで踊り忘れず【読み】 すげぇひゃくまでおどりわすれず
【意味】 地元に伝わるお神楽や舞踊、伝統芸能はいくつになっても、身体が覚えているということ。

☆雀百まで踊り忘れず☆

今日も嫁大方は嫁

京の夢大阪の夢【読み】 きょうのゆめおおさかのゆめ
【意味】 デイサービスで姑たちが集うと、その話題の大半は嫁のことである。

☆京の夢大阪の夢☆

 

 

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【番外】介護いろは歌留多

 

石の上にも三年

 

海老で鯛を釣る

 

雨降って地固まる

 

一寸先は闇

 

噓も方便   

新潟県長岡地域の方言

 

標準語

 

英語